動画もZOOMも量より良質なつながりが成功のカギ
先週の金曜、クライアントさんをメインにZOOMで座談会を開催しました「ZOOMスマイル座談会〜つなぐコトバ」。
テーマは「みんな、今、どうしてる?」
誰かと話したい、でも、誰でもいいわけじゃない。緊張しない、でも励みにもなるような、そんな安心安全な場があったら喜んでもらえそう、そう思って急遽決めたのですが、あっという間に参加者が集まりました。
これから自分もこういう座談会的なことをやってみたいという方、ZOOMや動画でのつながりを考えている方の参考になればと思い書いてみます。
目次
参加された方々のハッピーな声
なぜ、参加したの?
限定的に急な呼びかけをしたのですが、あっという間に「参加します!楽しみです」の声を次々いただきました。
座談会の最初にみなさんに参加された理由を伺ったのですが、もっとも多かったのが「熊谷さんのつながりなら大丈夫だと思った」とのこと。すごく嬉しかったですね。
あ、私がすごいという意味じゃないですよ。似たような価値観の人が集まるって最初からわかっている場と、どんな人が来るかわからない場では、その場への安心感が全然違うと思いませんか?
テレワークや休校で家族が家にいて落ち着かなくても、お子さんがチョロチョロしても気兼ねなく、みんなが気楽に自由に話せる場にしたかったので、メルマガやFBなどでは募集せず、以前や今のクライアントさんなどを中心にクローズな声かけをしたのです。私がまだ一度も話したことがないような方や価値観があまり近くない方、こうした場で周りへの配慮が苦手な方が入ってしまうと、どうしても場をコントロールしないといけなくなる可能性が高くなるからです。
こうした考えには賛否両論あるかもしれません。初対面でも気楽にやればいいと。ですが、それが得意な人と苦手な方がいますし、そうした誰でも参加できる場は結構あるので、私は半ばクローズで、だけどつながる人同士は初対面で仲間が増える、つながりが増える場を提供したいと思いました。
参加してどうだった?
・想像以上に気を使わずに話せて楽しかった!
・自分を取り繕うことなく思ったことを話せた!
・(自分が質問したことに対して)いろんな意見が聞けてすごく参考になった!
・自分もこういう場をZOOMでやりたいと思っていたからすごく勉強になった!
・参加されている方の話が刺激になった!
・普段、SNSの投稿を見ていると起業家はキラキラしている人が多くて、プレッシャーを感じてたけど(いい意味で)みんな悩みもあって安心したし勇気が出た!
・またやってほしい、また参加します!
など、私も本当に嬉しくなるような声をいただきました。
早速、自分でZOOMのお茶会やイベントを決めた方も。
テクニックより相手への思いやり
こうした座談会は、うまくやろう、ちゃんとやろうとするより、肩の力を抜きつつ、相手への思いやりを忘れない、そうしたあり方であればうまくいきますよ。
失敗そのものより配慮に欠けていることに人は不信感を抱くもの。気を配りつつも、ハプニングが起きてしまったのなら、うまく取り繕うとするのではなく、素直に謝ってから、「何か不都合ありませんでした?」など直接聞いてしまうといいです。
あなたもそうした人の方が信頼できるし、親しみを感じませんか?
ただ、だからといってぶっつけ本番でやろうということではなく、おおよその流れを考えておくなどできる準備はしておきましょう。
動画やZOOMを使う目的
さて、こうした座談会に限らず、外出が難しくなったことで動画やZOOMでの講座がグングン増えています。これまでやっていなかった方は、私も早くやらなくちゃと焦っているかもしれませんね。
確かに行動は早い方がいい。ただ、その前に今一度それをやる目的を考えてみましょう。
動画(youtubeなど)であれば、「認知」「講座やサービスでテキストでは伝えきれないことのフォロー」「信頼関係を深める」など。認知は自分を知ってもらいこれから関係性を築く方が対象、「講座やサービスでテキストでは伝えきれないことのフォロー」は、すでに関係性がある方になります。一言で動画といっても、目的に寄ってトーンや重きをおくことが変わってきます。
ZOOMであれば、「対面でやっていた講座・サービスのオンラインの切り替え」という方や「オンライン教材」を作るために使う方がほとんどかと思いますが、それであれば、対面のサービスと同じレベルのサービスをどんなことに配慮すれば提供できるのか?もし不可能なら、オンラインではどこまでを提供し、できない部分をどういう方法でカバーするのかということを考える必要がありますよね。
広く浅く vs 心に響くつながり
一方で、誰だって不安を抱えている今、自分の悩みや課題を相談したい方を選ぶとき、何が基準になると思いますか?
どんな状況であってもお客様の関心は自分の変化であり、相手に求めるのは「自分のことをわかってくれるのか?」「自分の価値観と合いそうか?」「この人は自分の期待に応えてくれそうか?」といったことに変わりありません。
動画、ZOOMというと大勢の人とバッーとつながるイメージを持ちがちですが、オンラインだからこそ、一人一人を思い浮かべ対面以上に相手を思いやり信頼関係を築くことで、広く浅くガンガン発信している人とは異なる存在になっていけるはず。
まとめ
動画でもZOOMでもお客様が求めているのは安心できるつながりであり、信頼できる相手。こんな時だからこそ、広く浅くより、心に響く良質なつながりを築いていきましょう。
踊らされず、焦らず、視野を広く持ちつつ、足元を見つめ、今、できることをあなたらしく!