集まるセミナー集客 3つのポイント
「セミナーをやろう!でも、集客が心配…」そんなふうに思うことありませんか?誰もが通る道ですし、いつも万全という方もいません。ZOOMで開催はカンタンになったもの、どこにいて誰でも全国からでも、海外からでも集客できますから、集まる人はどんどん集めることができて、そうでない人は…ということにもなりがち。
そこで、今回は、集客できるセミナーの作り方、効果的な集客の方法、セミナーをその先のサービスにつなげる考え方など、起業家がセミナーを開催する上で、成功する3つのポイントを中心にお伝えしていきます。
目次
集まるセミナー集客3つのポイント
では、失敗しないためのポイントを、どうすればうまくいくか?という視点でお伝えしていきます。
1:集客しやすいセミナーのテーマ選び
セミナーのテーマ、どうやって決めていますか? 色々盛り込んだ方が喜ばれるし、同業とも差別化できる、と考えることがあるかもしれませんが、大事なのは、ごくシンプルに、お客様が1番困っていることをテーマにすること。あれこれ詰め込んでも、なんだか大変そう…と思われるのが現実です。
特に今、この記事をご覧の方にとってセミナーの目的は、バックエンドに繋げることではないかと思います。その場合、こんな手順でテーマを決めてみましょう。
セミナーのテーマの決める手順
1)バックエンドへつなげることを意識している場合、バックエンドに関連したテーマをいくつかピックアップする。
2)1)の中から、お客様の意識の中で、顕在化している(=なんとかしたい、しなくては、と意識できている)悩み、課題で、最も優先順位が高いものを1つ選ぶ(テーマは1つに絞る)
「お客様はXXXが課題と思っていますが、本当は〇〇なんです」とおっしゃる方が多いのですが、その場合、〇〇については、お客様は自分で課題と思っていないので、関心がありません。
例えば、私の場合、「セミナーが満員になる告知の書き方セミナー」は人気のセミナーです。参加されたお客様はライティングが課題だと思ってらっしゃいますが、お客様像が曖昧だったり、お客様のリサーチが足りなかったり、とライティング以外に課題があることも多いです。そのことに皆さん、セミナーに参加して初めて気づかれます(本当の課題に気づいていただける構成にしているため)。
そしてそれも解決しライティングも身につけようと、私のコンサルティングや講座にお申し込になられます。
私が本当の課題はリサーチ不足だからと、「お客様のリサーチの仕方」というセミナーをしても、きっと関心を持ってもらえませんよね。お客様自身が今、課題と思っていることをテーマにし、そのセミナーを通して、本当の課題に気づいてもらえればいいのです。
その上で、約2時間の中でゆとりを持ってお伝えできるよう、テーマを1つに絞ります。ゆとりというのは、目安として、自分が思うゴールの6-7割くらいで大丈夫です。
2:効果的な集客
セミナーの企画を思いついたら、すぐにでもお知らせしたくなりますが、効果的な集客のための王道の流れがあります。
ポイント1:募集開始はセミナーの1ヶ月〜3週間前が理想
ZOOMがメインになったので、以前よりも募集開始は遅くても集まりやすくなりました。それでも先の予定が入っていると、参加したかったけどもう予定が入ってて、ということはありますので、余裕を持って告知できているといいです。(ゲリラ的に、来週空いてますか?というやり方もアリですが、その場合、ほぼLIVE感覚なので500円や1000円など超手頃価格で開催されていることが多いです)
ポイント2:いきなり募集しない
いきなり募集すると心の準備ができていないので、お申し込みに繋がりにくいです。心の準備というのは、そのことに意識が向いているということ。
例えば、ライティングのセミナーなら、募集の少し前からメルマガでライティングに関する悩みや課題、できないことで失うこと、成功例など、そこに意識を向けられるようなメルマガを何通か配信しておきます。
そして、X月X日にセミナーやります、募集は明日から、という予告があると、関心のある方はまずは予定だけはチェックしてくれる可能性も高いです。
お店のオープンなどもオープン前から情報が出てきますし、映画も事前に予告がありますよね。それと同じ感覚です。
ポイント3:早割・先行割引等を設ける
募集開始後、最初の3日間や5日間だけ、早割・先行割引を設けると集客しやすくなります。人は誰でも決断を先延ばしにしがちです(夏休みの宿題を終わりギリギリまでやらないように…)。なので、最終の締め切り日が最もお申し込みが多かったりするのですが、早割・先行割引を設けることで、お得感があり関心が高い人の早い決断を促すことができます。開催する側の気持ち的にも早い段階でお申し込みが入るとホッとしますよね。
メルマガやLINEで先に告知し、メルマガ先行割引、LINE先行割引というのもいいですよね。
3:価値が伝わり参加したくなる告知文
たまに見かけるのが、セミナーのタイトル、何をするか?、価格や日時だけを簡単に書いている告知。それでは人は価値がわからないので、わざわざ参加しようとは思えないもの。価格に対して価値が妥当かも判断できませんしね。
言わずもがな、ですが、告知文は本当に大切!どんなに素晴らしい商品でも価値がわからなければ売れないように、セミナーも同じで、お客様にとって読みやすく価値が伝わる構成で、参加したくなる十分な情報を載せ、参加を促せる告知文は集客のカギです。
(セミナー集客の告知文の書き方は、こちらでお伝えしています)
まとめ
失敗しないセミナー集客のポイントは
1:集客しやすいテーマを選ぶ
2:効果的なタイミングでの募集開始、前振りで意識づけする。早割で決断を促す。
3:価値が伝わり参加したくなる告知文を用意する
でした。ぜひ、実践してみてくださいね。