売れる告知文の書き方- 抑えておきたい参加者を増やす3つのポイント
ZOOMで気軽にセミナーを開催できるようになりました。参加者も気軽に参加しやすいですし、場所も選ばないので、全国どこからでも、海外からも参加いただくことができる!とやってみたものの、あれ?全然、申し込みがない…。
そんな経験、誰でもしているかと思います。集客のカギとなるのは「告知文」。あなたのセミナーやイベントの価値が伝わり、思わず「申し込む」ボタンを押したくなる。そんな告知文の書き方のポイントです。
書き方だけではなく、集客に役立つヒントをお伝えします。
目次
告知文 ポイント1:たった1人の主人公を思い浮かべる
たくさんの人に来て欲しいと思うと、いろんな要素を入れたくなります。ですが、ここでちょっと想像してみてください。大学病院や総合病院なら大勢の医師がいますが、個人で(1人で)やっているクリニックの先生が、なんでも診レます!と言ったら、あなたは行きたくなりますか?
腰痛なら整形外科、皮膚が荒れれば、皮膚科、を選びませんか?皮膚科でも、「アトピーに強い」とあれば、アトピーに深刻に悩んでいる方はそこを選びますよね。
整体院でも、「首こりに強い」とか「膝痛で手術しかないと言われたけど、手術したくない方へ」とあれば、そのことで真剣に悩んでいる方は、「ここなら、自分の悩みをなんとかしてくれそうだ」と選ぶようになります。
なんでもできるといってしまうと、誰からも選ばれないということが起きるのです。
いろんな人を思い浮かべると、なかなか1人に刺さるメッセージになりません。
あなたのお客様の中でも、そのセミナーにバッチリハマる方はどんな方でしょう?その方をドラマの主人公に置いてみましょう。
告知文 ポイント2:参加するとどんな良いことがあるの?
お客様の関心は、自分の変化しかありません。「今、困っていることがどう変わるのか?」「今、願っていることがどうなるのか?」
解決したいことが解決する、叶えたいことが叶う、ことが大事であって、(極端に言えば)そのための手段はなんでも良いのです。自分に合う方法で、できるだけ大変ではなければいいなとは思っていると思いますが。あなたが提供する手法がいかに素晴らしいかとか、いかに必要かを語っても、そこで決めるわけではないのです。
たとえば、英語でのプレゼンがうまくなりたい人向けに、英語コーチングを提供している場合、コーチングの効果を伝えることは必要ですが、コーチングがいかに素晴らしいかを伝えても、お客様の心は動きません。
あなたのサービスを受けて、自分はどんな変化を得られる可能性があるかを知りたいのです。ここを必ず伝えましょう。スキル的なことだけではなく、感情面の変化も盛り込むとイメージできていいですね。人は最終的には感情で決めるので。
例)いつも英語の電話会議はビクビクしていたが、自信を持って参加できるようになる、など。
告知文 ポイント3:なぜ、あなたがいいのか?
お客様はすでにいろんなサービスをチェックしていたり、過去にうまくいかなかった経験がある方がほとんど。「なぜ、あなた(あなたのサービス)がいいのか」を伝えることは必須です。
自画自賛的に言うと説得力に欠けがちなので、こんなことを意識して盛り込んでいきましょう。
1)「お客様の声」で、それが間接的に伝わるようにする
お客様の声はとても説得力があるものですが、どれを載せるかピックアップする場合、あなたの特徴をよく表している感想を選ぶと、あなたがいい理由が伝わります。
また、申し込みを迷っている方の不安を払拭できるものを選ぶとより効果的です。
たとえば、未経験で自分にできるか自信がないと迷っている可能性があるなら、未経験だったけど思い切って参加して良かったと言う声を最初に上げるなど。
2)お客様がこれまでうまく行かなかった理由を伝える
あなたから見た場合、お客様は自分の課題を間違って捉えていたり、解決法を正しく実践していないなど、これが理由と思えることが多々あるはず。
それに気づけないなら、うまくいかないので、それを教えてくれたなら、あなたへの信頼がより高まります。
ただ、それをそのまま言うとお客様を傷つけてしまう可能性がかなり高いので、伝え方を工夫して伝えましょう。
たとえば、ダイエットがうまく行かない場合、「効果が出るまで続けなかったから」と言ってしまうと、お客様は自分が責められているように感じますが、「あなたが続けられなかったのは、あなたにあったやり方を知らないだけだから」や「40代からは、30代までとはやり方が違うから」とあれば、責められているとは感じませんよね。
3)あなたが提案する解決のポイント
うまくいかなかった理由を伝えたら、やはり知りたいのはどうしたらいいかということ。それを伝えるのがセミナーだという流れですね。
集客の段階では、その内容ではなく、ポイントだけ(1ー3つ程度)お伝えするといいですね。(本で言えば、目次だけ伝えるイメージ)
書き方だけじゃない!お申し込みが増えるヒント
人が決断する時に大きく影響するのが特典や限定性です。
それ欲しい!と思えるようなセミナーのテーマに関連したプレゼントや、早割、先着X名、今季限りなど、特典や限定性を設けることで、いつでも受けられると思われることなく、今、申し込もう!と背中を押すことができます。
私の場合も、過去に告知文の書き方セミナーを開催した際、私が実際に使った「申し込み率7割の個別セッションの案内文のテンプレート」を差し上げるとしたところ、それが欲しい!と申し込んでくださる方が多く、その反響に驚きました。
また「家にいたまま売れる仕組み」を作る3万円のオンライン教材を販売する際、先着X名限定としたところ、これまではお申し込みは、〆切近くの駆け込みが多かったのですが、前半で予定数をほぼ売り切ってしまいました。
売れる告知文の書き方・まとめ
お客様が集まる告知文で抑えたい 3つのポイント
・たった1人の主人公を思い浮かべる
・参加するとどんな良いことがあるの?
・なぜ、あなたがいいのか?
この3つを深掘りして伝えていきましょう。