ブログとインスタの効果的な使い分け
こんにちは、熊谷です。
起業しているとやることってたくさんありますよね。
お客様のサポートはもちろん、SNSやメルマガ、LINE、youtube、商品を考えたり、販売プラン考えたり、LP作ったりと。
そこでよく聞かれるのは、ブログやインスタ、メルマガ、あれこれやろうとするとネタ切れするということ。
これね、それぞれ別々に考える必要はなくて、同じネタでいいんです。お客様の悩みは同じで、お客様は自分がみたいメディアで見ているので。ただ、メディアが違えば伝え方はそれに合わせて、ちょっと工夫は必要。
そこで、今日は「ブログとインスタ、同じネタでどう使い分けるか」について。
目次
ブログとインスタ-役割は共通
コンサルタント、コーチ、カウンセラー、講師、士業の方など、形のないサービスを個人で提供している方にとって、ブログとインスタの1番の目的は「見込み客リストを集めること」です。
投稿はそのためにやっていると思いましょう(認知と信頼残高を積む役割もありますが、それも目的は見込み客を増やすためです)。
見込み客リストを集めるというのは、こちらのタイミングでコンタクトできる未来のお客様候補を集めるということ。
具体的にいうと、メルマガリスト(またはLINEのリスト)ですね。
ブログやインスタは、こちらで発信したものを相手がいつ見るかはわかりませんが(セミナーのお知らせをしても気づいた時は、もう終っていたということも)、メルマガやLINEであればこちらのタイミングで送り、見てもらうことができます。
見込み客リストを増やすために、無料オファー(無料メール講座、冊子、動画など)、お客様が関心のあるテーマで無料で知ることができるものを用意して、それに登録してもらいます。その無料オファーへの登録を誘導するのが、ブログ、インスタなどSNSの役割なのです。
発信ネタの考え方
目的が同じですから、発信のベースも同じです。
ポイントは、お客様の困りごとをベースにした発信になります。お客様の困りごとに対して、あなたが言ってあげられることを発信していきます。
言ってあげられること、というのは、必ずしもお役立ちのノウハウである必要はありません。
視点が変わった、とか、ちょっと気がラクになったとか、勇気づけられた、とか。
なので、1つの困りごとに対して、言ってあげられることというのは1つではなく、複数あります(たとえば、季節によっても変わったり、対象者によっても変わったり)。
投稿は1回1テーマなので、同じ困りごとで言えることが複数あれば、角度を変えて、別の投稿してあげればいいのです。
また、困りごとのばかりではなく、時折あなたの価値観やあなたらしさが伝わる投稿もしていくといいですね。
同じノウハウ、価値でも、人は自分と合う人から買いたいと思うもの。どんな人なのかが伝わるのは大切です。
同じネタをどう書き分けるの?
長さについて
インスタはブログほど長くは書けないので、「ポイントだけ書く」または「ブログの内容から大切なポイントを抜き出して、それだけ書く」です。
タイトルについて
ブログの場合、検索ワードを意識して付けますが、インスタは検索ワードにあたるのがタグですね。インスタの場合、コンサルタント、コーチ、カウンセラー、講師、士業の方などは、画像にテキストを入れてアップすることが多いと思います。
そのテキストがタイトルのようなものですが、これはタイムラインに流れてきた時、「パッと見で興味を引く」、かつ「一瞬でわかる」文言にしておくことが大事です。
興味を引きつつ、分かりやすさが大事なのは、見るのは一瞬なので、何だかよくわからないものだとスルーされてしまうから。凝ったキャッチコピーである必要はないのです。
長さとタイトル以外は共通でOKです。
ブログとインスタ-お客様の違い
ブログとインスタの目的は同じですが、少しだけお客様の質が違うのは、インスタの場合、たまたま流れてきたのを見たという受け身の方が多いこと(検索して調べている可能性もありますが)。受け身であっても、その方の興味関心をベースに表示されてはいますが、そこまで積極的ではないことも。
一方でブログの場合、意図を持って検索してヒットしているので、インスタ経由より能動的な方が多い傾向にあります。
この違いがあるので、両方やれるといいのは確かですが、時間にもエネルギーにも限りはありますよね。
あなたのビジネスのタイプ、お客様の属性、行動パターンなどから、より効果が高そうなものから優先順位をつけてやっていきましょう。