プレゼンを成功される方法-法人や経営者向けにプレゼンする方へ

「プレゼン、大成功に終わりました!」クライアントさんから喜びのメッセージが。

これまで何度も経営者向けにプレゼンの機会があった研修コーチの方ですが、残念ながら成果は乏しかったのが、今回はかなりの手応えを感じたそうです。

今回のプレゼンは5分!実際にプレゼン資料を見ながらアドバイスをしたのですが、短い時間で求心力を高め成功に導いたいポイントは5つでした。

ポイント1:冒頭は参加者の痛みとベネフィット

プレゼンに慣れていない場合、XXXについて話します。など、やることを説明しますが、聞き手が関心を持つのは「自分に関係あるか?」「自分にどんないいことがあるか」だけです。

あなたがこれから伝えることが、聞き手にどんな価値(期待する変化)があるのかを明確に伝えます。

たとえば、コミュニケーションプログラムを紹介するなら、

<痛み>
「言ったことはやるけど、言わないとやらない。自分で考えて動くということをしてくれない」どう教育すればいいのか?パワハラと言われるのは怖いし。と悩む職場のリーダーが増えています。

<ベネフィット>
「自ら考え動き、目標を達成するチーム」に変わる、〇〇式質問メソッドの紹介です。

かなり簡素化して書いていますが、イメージはこんな感じ。これでグッと関心を持って聞いてくれます。

さらに関心を引くコツ

・ここで成功事例を紹介する

・〇〇式など、オリジナル感があると、また、同じようなものかなという先入観を払うことができる

 

ポイント2:一貫性を持ち、シンプルに

できることがいろいろあると、詰め込みたくなる気持ちはわかりますが、聞き手はそこまで集中して聞いていませんし、ついていけません。

たくさんあると、いろいろあって良さげだけど、決め手に欠け、肝心なことは何も記憶に残っていないというのはよくあることです。

伝えたいポイントは1つに絞ること。それを何度か繰り返し覚えてもらえるようにします。

また、スタートから終わりまで話に一貫性があるかどうかも大事な要素です。

複数の要素を入れてしまうと、一貫性が崩れ説得力がなくなります。

 

さらに記憶に残るコツ

与えられた時間の7割程度で終えられる内容にしておくと、当日聞き手の反応を感じ取りながら、ゆったり話せ説得力が増す。ギリギリまで詰め込むのではなく、このくらいの量の方が聞き手の満足度も高い。

ポイント3:出口は1つ

これもありがちですが、最後に複数のオファーやメニューを提示すると、(特に短いプレゼンでは)、違いがよくわからず、結局、どれも選ばないということが起きます。

関心がもった方は、どうすればいいのか?(まず、どのステップに進んでほしいか)の行き先は1つに絞り、それを丁寧に説明し、できる限り多くの方に、まずそこに進んでもらえるようにします。

 

いかがでしたか?

せっかくのプレゼンの機会、よく見せようと気負ったりすることはありません。

・聞き手にとってのベネフィットを明確にし
・内容をシンプルにして
・ゆったりした気持ちで

臨みましょう!

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