強みを活かした売れるポジショニング・オンリー1になる方法

コロナの影響で仕事が不安定になっているかたもいらっしゃるかもしれませんね。副業をもっと充実させたいけど、どうしよう?と考えているビジネスパーソンや、同業が増えてきて差別化が難しい、価格が上げづらくなったと感じている起業家もいるかもいるかなと思います。

そんなとき目先の損得に飛びつくのではなく、今一度「あなただからお願いしたい」と思われるポジショニングができているか振り返ってみましょう。

強みとは?

強み、強みと言いますが、強みは大きく分けて2種類あります。「先天的な強み」と「後天的な強み」です。

 

先天的な強み

先天的な強みというのは、努力しないでいつの間にかできてしまっていること。初対面の人でも人見知りしない、人の話を聞くのが得意、センスがいい、段取りがうまい、行動が素早い、よく気がつく、、、などなど。

生まれつき備わっているので自分では気がつきにくいですが、時間を忘れるほど夢中になれたり、疲れていてもできてしまうこと、努力していないのに人に褒められたり感謝されたりすることは、先天的な強みといえると思います。

 

後天的な強み

一方で後天的な強みは、学んで身につけたり、鍛えたりしてできるようになった得意なことです。たとえば、人にわかりやすく教える、プレゼン、交渉、営業、PCの操作やビジネスコミュニケーション、チームビルディングなど、など。

後から身につけたとはいえ、やっていて苦痛を感じることはなくむしろやりがいを感じる。割とスムーズになってできるようになったことで、周りからも評価されているようなことですね。自分でもそれなりに自負を持っていることかなと思います。

 

差別化するには?

こうした2種類の強みだけだとどうしても、新鮮味なく似たような方が多いものです。どうはどうやってありきたりのものになってしまいます。ではどうすれば「あなたにお願いしたい」と「個」で選ばれるようになるのでしょう?

 

オンリー1になるなら差別化しようとしない

差別化というと、他の人を見て自分は何が違うか?と考えてしまいがちです。ですが、その見方をしてしまうと、基準が他の人になってしまいますよね。それに自分でチェックできる同業者なんてたかが知れています。その中で、被らないようにと考えても、あまり意味がないですし、そのやり方だといずれ同じことをいう方が出てきます。

 

オンリー1になるための振り返り

あなたという人はこの世の中で一人だけです。ですので、あなたの「経験」「性格」「価値観」を振り返ってみましょう。

「先天的な強み」「後天的な強み」にまつわるあなたの経験

まず、先天的な強み・後天的な強みにまつわるあなたの経験を書き出してみましょう。どんな成功体験がありましたか?大げさなものでなくて大丈夫。プロジェクトがうまくいった。周りは残業が当たり前だったけど、自分は定時で帰れる仕事をしていた。人をやる気にさせた、どんなことでも結構です。さらに、そのためにあなたが、何を考えどんな工夫や行動をしたかも思い出してみましょう。そこにもあなたならではの強みが隠れているはずです。そしてその経験から生まれたストーリーはあなただけのものです。

性格・価値観を大事に

人と比べて差別化しようとすると、自分の性格や価値観を無視してブランディングしてしようとしてしまいがち。性格や価値観は変えようとしても変わるものではありませんよね。それらが活きることで自然と存在感が出てくるものです。偽りのないあなたでいきましょう。

 

売れるポジショニング

「先天的な強み」「後天的な強み」「経験」「性格」価値観」この5つの要素を掛け合わせた上で、最後に考えるのは、どんな人のどんな問題を解決するのか?(または願望を叶えるのか)とのマッチングです。全てのビジネスは問題解決か願望実現です。ですので、ここのマッチングが大事。そうして初めて「買ってもらえる」ことになります。

そして、その問題(または願望)が、あったらいいな、ではなく、お金を払ってでも得たいと強く思うほど、売れる、ということになります。

売れるポジショニング・ニーズを基準にしないで大丈夫

かなり以前は「ニーズ」ということがよく言われていましたが、今の時代、何かが足りないから欲しいという状況ではありませんよね(コロナによるマスク不足などは特殊な状況なので別にして)。それにお客様は自分の潜在的なニーズには気づいていないことも多いです。

ですので、あなたが価値があると思えることを提案できることが大切。それをそのまま出すのではなく、顧客にとってベネフィットがある、魅力があると思える形に変換していくのです。スタバだって、誰もがあういうカフェが欲しいと思ってはいなかったでしょうし(想像していなかった)、スマホだって、携帯電話は欲しいと思っていても、写真や動画、ネット通信、お財布機能まで備えたものを望んでいた人はいなかったんじゃないか(想像していなかった)と思います。

それらがもたらす自分の生活の変化に魅力や価値を感じて欲しいと思うようになるのです。

売れるポジショニング・お客様を一番わかっているという強み

ニーズを追う必要はありませんが、お客様のリサーチは欠かせません。どんな生活をしているのか?どんな時に悩みを感じるのか?どのためにどんなことをしているのか?どんな思いをしているのか?お客様のことを、お客様本人以上に知っていると言えるなら、それこそが最強の強みです。 誰でも自分のことをわかってくれている、わかろうとしてくれている人に惹かれますよね。もし好きな人ができて、ラブレターを出すなら相手のこと徹底的に調べませんか?相手の好みを知らないまま、モテると言われているファッションをしても、相手の好みでなければ、全く効果はないですよね。

「お客様のことを誰よりもわかっている(お客様の一番の理解者)」という強み、これ、意外と見落とされがちですが、最強の強みになりますよ。

 

まとめ

強みを活かした売れるポジショニングのカギは5つ。

・人と比較して自分を差別化しようとしないこと

・先天的、後天的な強み、双方の成功体験のストーリーの中にも強みがある

・性格、価値観を大切に

・ニーズを追わない、提供したい価値を顧客が受け取れる形に変換

・お客様のことを誰よりも知っている(一番の理解者になる)ことが最強の強み

 

Enjoy your Business and Life!

無料冊子「売れる一目惚れプロフィール」