活躍する起業家のライティング・読みやすさの3つのヒミツ
メルマガ、ブログ、セールスレター、告知記事など、起業家にとって文章を書かない日はないかなと思うほど、「書く」ということは、日常的で欠かせないことですよね。
そして、どうせ書くなら「読まれたい」ですよね。私はもう5年以上メルマガを続けていますが(私の売り上げの90%はメルマガから生まれています)、
「熊谷さんのメルマガだけは読み続けているんです。読みやすいし、いつも自分のことをわかってくれているようでホッとするというか」
なーんておっしゃっていただくことが多く、これは本当に嬉しいです。というのは、まさに、共感いただける「あるある」と「読みやすさ(わかりやすさ)」を、ものすごく意識して書いているから。
読みやすさについてのこだわりは、言葉の選びかた、文章の構成のほか、実は見た目も意識しています。今日はそんな読みやすい文章のヒミツについて書いてみようと思います。
目次
起業家のライティング・読みやすさ3つのヒミツ
普段使っている言葉を使う
気をつけたいのは読み手にとって馴染みのある言葉を選ぶこと。これも、なりきっているとやりやすいですよね。
「書く」となるとかしこまってしまって、取説やテキスト、仕事のメールのような堅苦しいものになってしまうかたも少なくないですが、マニュアルを書いているわけではないので、言葉はあくまで普段のトーンが読みやすいです。
知り合いにメールを書くときにどんなトーンかな、と思い出してみるといいかなと思います。
思わず読み進めてしまう共感の構成
タイトルは中身を読ませるためのもの。1行目は2行目を読ませる、2行目は3行目を読ませるもの、そんなことを意識して書いていますか?
メルマガやブログは、書いたからといって読んでもらえるとは限りません。まずはタイトルで読むかどうか瞬時に判断され(特にメルマガはタイトルに関心がなければ開封してもらえません)、読み始めても、途中でつまらなければ辞めてしまいます。
読み手にとって関心を持って読んでもらうには、出だしはお客様の関心ごとから入るということ。
関心ごとというのは、お客さまの悩み、課題、願望。それを共感を引き出せるよう、日常のあるあるのシーンを描きます。「あるある」は、まさに心のなのかで読み手が「そうそう」と思ってしまうことですから、日常から拾うのがポイント。
そうした読み手の「あるある」を引き出すことで「自分のことをわかってくれる人」と思ってもらうことにもなります。
その「あるある」と引き出す最適な方法は、「お客様になりきる」こと。
歩み寄るとか読み手の立場になってというのではなく、ただ「なりきる」。
「なりきる」がいいのは、共感を引き出せるだけではなく、相手にそのものになるので、相手にダメ出しをしなくなります。
自分の立場のまま、読み手に何か伝えようとすると、も無意識に自分が言いたいこと(「だから・・・・すればいいのに」的な)を主張しすぎてしまい、それが読み手にはダメ出しされているような印象になってしまうことがあるから。
人って、信頼関係ができていない段階で「ダメ出し」されると相談はしづらいですよね。
見た目の美しさ
そして、最後に文章の見た目を整えます。というのは、どんなに素晴らしいことを書いていても、パッと見た目で「うんざり」したり「あ、なんか面倒そう」と思うと人は読んでくれませんよね(あなたもそうではないですか?)。
文字がビッシリだったり、(ムダに)長かったり、同じようなことの繰り返しになっていないかを見直し、適切な空間、改行を入れて、見やすくしましょう。
ちょっと上級になりますが、その言葉の印象をより適切に伝えるために、漢字がいいのかひらがながいいのか、カタカナがいいのかに、こだわるのもいいですね。
そして、ちょっと韻を踏む感じがあったり、リズムがある文章にするとよりテンポよく読みやすくなります(これはさらに上級ですね。書くのが好きな方は挑戦してみましょう。詳しくは私まで・笑)。
メルマガであれば、書き終えた後、自分にテスト送信して読みやすい美しさか?のチェックしてみましょう(私は今でも、毎回配信テストをしてから送信予約しています)
起業家の読みやすいライティング・まとめ
起業家の読みやすいライティング 3つのヒントは、「馴染みのある言葉選び」「思わず読み進めてしまう構成」「見た目の美しさ」でした。ぜひ、実践してその効果を体感してみてください。