読まれるブログの書きかた・集客をシンプルに
「せっかくメルマガやブログを書いているなら、一人でも多く読んでほしい」そう思いますよねえ。そして、顧客につなげたい・・・と。
でも、フェイスブックは書けるけど、ブログやメルマガか書けない、という方や、アクセス数や読者は多いんだけど、お客様にはなってくれない、という方も。
そこで今回は、「読まれる、そしてお客様につながるブログ」の記事の書き方についてお伝えします。
目次
読まれるブログのポイントは3つ
ポイント1 お客様の関心は自分の変化
基本的に、あなたがやりたいこと、言いたいことにお客様はほぼ関心がない、そう思っておくといいと思います。(いきなり、身のフタもないことを言っちゃう感じですが、これが現実)
お客様の関心は自分の変化です。自分の困りごとはどうすれば解決するのか?自分はどんなふうに変われるの?自分の願いはどうすれば叶う?本当に叶う?ということ。
なので、「どう惹きつけようか?」を自分主体で考えるのではなくて、お客様は何に関心があるんだろう?何に悩んでいるんだろう?と考えることから始めてみましょう。
まず、お客様の悩みを10個リストアップしてみましょう(お金を出してでもなんとかしたいこと、しょっちゅう検索していそうなことです)。
そして、その各々の悩みに対して、自分は何を言えるかも書き足していきましょう。
役立つ記事ばかりではなく、読むとラクになれる、ホッとできる、励まされる、というものでもOK。
これをリストにしておきましょう。
ポイント2 思わず読み続けてしまう構成
お客様の関心、悩み事をテーマに据えたら、次は読ませる構成です。
まず、書き出しは、お客様の悩んでいる時の心のつぶやき、悩んでいる時に、どんな言葉で悩んでいるかを想像して、それをそのまま描くことをしてみましょう。
たとえば、ダイエットなら「あー、また1キロ増えてる・・・。糖質は取ってないし、サラダばっか食べてるのに、なぜ?」とか「あれ、去年のスカートがキツイ、、、。なんでよー。また買い換えるのはもったいないなあ」とか。
自分が同じ悩みを抱えているなら、思わず目がいってしまいませんか?そして、そのあと、今回は、XXXXについて書きますね、と続けます。
何について書いてあるかわからないと、途中でやめてしまう可能性も大!なるほど、それなら読んでみたい!と思えるように最初に入れましょう。
そしてその内容を書いていきます。
また、最初に結論を入れるのもいいです。例えば、「痩せたいのに痩せない。カロリーをXXXX以下にしているのに」という方、実は、カロリーを減らしても痩せないのです。今日はその理由を書きますね。という続け方も、関心を持って読み続けてもらえます。
そして、その後に、その理由を書いていく流れですね。
ポイント3 言葉使い
書くときに使う言葉も大事ですね。単純に「わかりやすい」というのではなく、お客様にとって馴染みのある言葉を使いましょう。
たとえば、あなたが心理カウンセラーで、お客様が心理学には詳しくない場合は、専門用語は日常使うわかりやすい言葉に置き換えましょう。ですが、お客様が心理学に詳しい方なら、専門用語をそのまま使う方がわかりやすいですよね。お客様にとって馴染みのある言葉 というのはそういう意味です。
たまに「ステップメール」という言葉をそのまま使っている方もいらっしゃいますが、これもどんなかたがお客様かで、そのまま使える場合と使えない場合がありますよね。
読者がこうしたビジネスやマーケティングには無縁の方なら、「ステップメール」をお送ります、と言われてもわからないですよね(お客様の日常には無い言葉なので)。
記事に限らず、タイトルや見出しも同様です。かっこよく見せようとしているのかメニューバーに英語を多用しているケースもありますが、自分のお客様が英語を普段読みなれているならアリですが、そうでなければ、日本語が一番わかりやすいのは言うまでもありませんよね。
ブログを書くときの気持ち・たった一人の友達に話しかけるように
書くときは、たくさんの人に向けて書くのではなく、悩んでいるたった一人の友人がパソコンの前にいると思ってその人だけにメールを送るように、話しかけるようなつもりで書きましょう。
あらたまって書かれたものより、話しかけられるように書くと、口語(話し言葉)が自然と出やすくなります。気軽に読めますし、あー、私のために送ってくれているんだなって思われやすいです^^
友達だとイメージしづらければ、会ったことのあるお客様が一人いると思って話しかけるつもりで書いてみましょう。
読まれるタイトルのつけ方
さて、お客様の関心ごとや悩みに焦点をあてて、それに役立つ、元気づける、ホッとさせる、行動を後押しするようなメッセージを書いたところで、それに気づいてもらい、読んでいただくためには大事なこと。
それは「タイトル」。「XXXXについて」のようなビジネスメールのようなタイトルではなかなか読んでもらえません。また、自分が言いたいことをタイトルにしても、ほぼスルーです。
たとえば、「今、自分がうまくいっていないのは、自分のせいじゃない、相手が悪い。それを相手にわからせるにはどうしたらいい?」と悩んでいる人に、「あなたが変わればいいんです」と書いても(たとえそれが正しくても)、絶対読みたいと思いませんよね。
まず開いてもらい、その中を読んだとき、本当のことに気付ければいいんです。タイトルはまず読んでもらえることを最優先し、読まれるキーワードを意識してつけましょう。そんなタイトルのつけ方のヒントはこちらの記事「読まずにはいられない惹かれるタイトル」でご紹介しています。
これ読まれるタイトルかな?と思ったら、自分だったら読みたくなるかな?という視点でみてみましょう。
自信を持つ
書けない理由に多いのは、自分がこれを書いていいのか自信がない、というもの。自分がやっていることの専門家はたくさんいる。自分よりも経験も知識も豊富な人がたくさんいるのに、自分が言っていいんだろうか、と。
そんなとき、いつも質問するのは、「あなたのお客様はどんな人ですか?」「何を期待していますか?」ということ。その後、「比較の対象が違っていませんか?」と問いかけます。
たとえば英語の先生。同時通訳ができるほどのエキスパートもいれば、海外旅行では全く困らないというレベルの方もいます。海外旅行に困らないレベルで先生ができないかといえば、そうではないですよね?
シニアの方が海外旅行で困らずに楽しめればいい、という範囲なら、それを教えられるのです。逆にあまりにハイレベルの人はtoo muchで、お客様も引いてしまうかもしれません。
お客様がビジネスパーソンで、仕事で現地の方と交渉しないといけない方は、かなり流暢に話せるビジネス英語も大事ですし、ビジネスがわかるということも必要です。
なので、英語のスキルで上のレベルがいると比較して自分にダメ出しするのではなく、自分のお客様に対してどんな価値が提供できるかだけを考えればいいのです。
まとめ
読まれるブログ記事の本質は、お客様が読みたいもの。お客様が何に悩んでいるのか?どうなりたいのか?何を知りたいのか?と、わかりやすさを意識しつつ、話しかけるように、自信を持って堂々と書こう!