初心者のためのブログが書けない時のヒント

ブログを書こうとすると何時間もかかってしまう。なんとか書いているものの反応がない。それってツライですよね。今日は、改めて、基本的なブログの書き方、そして、実はご本人も気付いていない「書けない本当の理由」とその解決策もあわせてお伝えします。

ブログには何を書けばいいの?

芸能人のブログとの違い

ブログというと芸能人のブログをイメージする方もいらっしゃるかもしれませんね。芸能人のブログはファンが見るので、プライベートなことが書かれていると喜ばれたりします。

私たちは一般人で、またブログの目的は「ビジネス」の見込み客リスト(未来のお客様予備軍=ファン)を増やしていくことです。「ファン」というと、あれ芸能人と同じ?と思うかもしれませんが、それは違います。

私たちのファンは、私たちがお客様に喜ばれる、役立つ情報を発信することで、信頼しファンになってくれます。役立つ情報を発信することで、検索されるようにもなります。

 

ブログで書くこと

なので、ブログは基本的に「お客様の困りごと、悩み、課題、願望」をベースに書いていきます。「悩み、課題、願望」に対して、どうすればいいのか?という役立つ情報を書いていきます。

役立つ情報といっても、いつもいつもしっかりした真面目な情報である必要はありません(それだと息苦しいですもんね)。悩みや課題をベースにしつつ書いて、読んだら励まされた、ホッとしたというものでいいのです。

 

ブログはどう書けばいいの?

さて、「お客様の困りごと、悩み、課題、願望」をベースにすることはわかりましたが、ではどう書けばいいでしょう。

1記事に1テーマ

まず、1つの記事では1つのテーマにしましょう。あれこれいろんな要素が入っていると読者は理解できなくなってしまうので。長くなってしまう方の多くは、複数のテーマが入ってしまっているので、読み直してみるといいかなと思います。

1テーマかどうかわからなくなってしまったら、「この記事のテーマを一言で言うと?」と自分に問いかけてみるといいです。スッと出てこなかったり、異様に長くなってしまう時は1テーマになっていない時かなと思います。

 

読まれやすい構成

思わず読んでしまうブログの文章には、大まかな型があります。人の関心って自分のことなんですよね。なので、いきなり、今日はXX について書きます。とか、XXXは大事なんです。と書いても、読みたい!とはならないんですよね。

出だしは、最初はお客様の悩み、課題、願望から入りましょう。

たとえば、整体院のブログなら、「今日はスクワットについてです」から始まるより、「テレワークで歩かなくなって、座っている時間が長くなって、腰痛がひどくなっていませんか?」とか「何をしてもラクにならない肩こり。頭痛までおきていて、もう誰か肩甲骨はがしてーとか言いたくなりますよね」とかの方が、今、困っている人はきっと引き込まれますよね。

悩みからスタートするとお客様を引き込むだけではなく、検索ワードが自然と最初の数行に入ってくるので、検索もされやすくなるんです。

そのあと、どうするといいかや、あなたの経験や、気持ちがラクになることなど、お客様にとって有益なことを書いていく。

そして最後は、必ず無料メール講座のバナーなどをおき、お客様予備軍リストを増やせるようにしていきます。

 

いきなりパソコンに向かわない

パソコンに向かったものの、手が止まってしまう。ということも珍しくないかなと思います。パソコンに向かう前に、何を、どんな感じで書くかの大まかな流れは決めておき、パソコンに座ったら、すぐ書けるようにしておきましょう。

そのためにも、書き慣れるまでは、一度、お客様のお悩みごとなどを具体的に書き出して、そのお悩みに自分が何を言えるかを一覧表にしておくといいですよ。

ベースとなるお悩み事はある意味「記事ネタ」ですが、これは普段からお客様にリサーチをしたり、ネットや本、雑誌などにもアンテナを貼って(ペルソナに影響する世の中の出来事なども)おくといいですね。

 

 

ブログで自分のことはどこまで書けばいい?

実は「書けない」という方のお話を伺っていると、最後に出てくるのは、「自分がそれ(こうするといいですよ、というような解決策)を言っていいのか?(言う資格があるのか)」と自信がないんですよね。という言葉が出てくることが、よくあります。

「解決策を書くことに自信がない」また「自分の考えや価値観を描くことに自信がない」というのもありますが、「自信がない」というのが根底にあるなら、それは書けないですよね。

だって、自分で自分にブレーキをかけてしまっているのですから。

この2つの「自信がない」解決策は↓

 

経験や実績がなく自信が持てない時

これは成果が出ていないときに、そう思う方が多いようです。誰でも最初は実績がありません。ですが、たとえば、あなた自身がそのやり方でうまくいっているとか、その方法に何らかの裏付けがあるなら、堂々と伝えましょう。ノウハウの紹介は相手の成果を保証するものではないのですよね。もちろん、役には立つはずですが、成果が出るのは有料のサービスを受けて初めて出るものだと思いませんか?

また、自信が持てるまでモニターを募集して試してもらうなど、自分ができることをやっていきましょう。発信で自信がなければ、実際にお金をいただいてサービスを提供することにも、自信が持てないままになってしまうので。

 

自分の考えや価値観を表す自信がない時

私たちは有名人ではないので、あらたまって自分の考えや価値観だけを書くということはないんです。

何かの出来事に対して、自分は何を感じたのか?どう思ったのか?ということを書いていくことで価値観やその人らしさが伝わっていきます。

たとえば、家族で食事をした時のレストランのスタッフの対応で思うことがあったら、そのことを書くとか。家族で食事をして気がついた、こうした時間の大切さを書く、とか。

好きな本の感想でもいいですよね。

人柄や価値観が伝わるって大事です。同じようなサービスを提供しても、人は自分と価値観があったり、自分のことをわかってくれそうな人に相談したいですよね。

ぜひ、いろんな出来事を通してそうしたことも伝えていきましょう。

 

まとめ

今日は初心者のためにブログの書き方と、書けなくなる時の対処法でした。

ブログは、

・お客様の悩み・課題をベースにそれに役立つ情報を発信していく

・毎回、お役立ち情報ではなく、読んで励まされるというものでもOK!

・1回1テーマで、出だしはお悩みの共感を引き出すところから、キーワードが前半にくるので、検索されやすくもなる。

・記事ネタはお悩み・課題をピックアップしておく

・自分の価値観や考え、人柄は、出来事を通して伝えていく

ブログはずっと残していける資産でもあります。焦らず育てていきましょう。