起業家のためのメルマガの書き方-週4ワークへの道

メルマガはもう古い、そんなふうに言われた時期もありながら、今、またその価値が見直されています。私も起業以来、売り上げの9割以上はメルマガ経由ですがおかげさまで順調です。メルマガを書くといいとは知っていても、何を書いていいかわからない。どうすれば売り上げにつながるのか?そもそもメルマガはなぜいいの?といったことを、お伝えします。

(なお、今回は通常のメルマガの配信についてお伝えします。ステップメールについてはこちらをご覧ください)

メルマガのメリット

読んで欲しいタイミングで読んでもらえる

メルマガはこちらが読んで欲しいタイミングで読んでもらうことができます。ブログは書いても、それは読者がいつ読むかはわかりません。例えばイベントの告知をした場合、こちらは1ヶ月前に告知していても、読者が読んだときは、明日だった!ということもあります。

メルマガの場合、こちらが1ヶ月前に送れば、読者はそのタイミングでイベントを知ることができます。

濃い見込み客になる

メルマガを読んでいる方は、見込み客の中で最も濃い(購買の可能性が高い)お客様と言えます。わざわざ登録してくださって読んでいる方々なので。高額のサービスの購入につながりやすいのも、メルマガ読者です。

信頼関係の構築

メルマガはそこそこの長さの文章を送ることができます。そのため、喜ばれる情報を届けることができます。そうした配信を重ねることで、あなたの人間性、実力、価値観などが伝わり信頼につながります。

(とはいえ、スマホで隙間時間や移動中の斜め読みであることが多いので、あまりの長文はスルーされたり、読んでも伝わらないことがあるので、その点は配慮しましょう)

価値教育

教育ということ言葉の響きが良くないのですが、人は誰でも(私も)自分のことには気づきにくいもの。
お客様の中にはご自身の課題に明確に気づいていない方も多いのです。そんな方々に、本当の課題、なぜ、それをなんとかしないといけないのか?といったことに、配信を重ねるので気づいていただくこともメルマガならできます。

 

メルマガに何を書く?

喜ばれる情報とは?

基本は、お客様の悩みをベースのその解決に役立つことを書いていきましょう。ただ、あまり堅苦しいものだと読む方もしんどくなりますよね。ですので、あ、そうか、良いこと聞いた!と思えるヒントになることがいいですね。

お役立ち情報ばかりではなくても、読んで気持ちがラクになった、とか、元気が出た、励まされた、というものも良いですね。読みたくなりませんか?失敗談なども共感を招くことが多く、あなたとの距離を縮めるので、お勧めです。

メルマガを書こうとするとカタくなってしまうという方も多いですが、目の前に一人のお客様(又は友達)がいるつもりで、話しかけるように書くといいですね。

あれこれ書くと伝わらないので、1通1テーマで書きましょう。

 

自分の価値観が伝わること

時には、感動した出来事、最近読んだ本、大切にしていること、趣味など、あなたの価値観が伝わりことも、ちりばめていきましょう。あなたがどんな人かが伝わります。

どんなビジネスも世の中には同業がたくさんいます。唯一無二のサービスは基本的には無いですよね。そんな中で、では、人はどうやってサービスや商品を選んでいるかと言えば「誰から買うか」です。

条件の1つ目は、もちろん「自分にとって必要なもの」ですが、2つ目は、ではその必要なものを「どこから買うか」ですよね。

個人でビジネスをしている方にとっては、「誰から買うか」になりますから、自分という人がどういう人かが伝わるのはとても大切なことなのです。

SNSで日常をアップしてファンを作る、というやり方もありますが、その場合、どうしても表面的なことに引っ張られがちです。メルマガではもっと深いところや本来の人間性が伝えられると思っています。

 

ブログと同じことを書いていいの?

ブログと同じことを書いて良いのか?というのは本当によく聞かれる質問です。はい、本質的には同じことかと思います。ただ、ブログとメルマガでは異なる役割を持っています。

ブログの役割は、新しい見込み客を集めること(メルマガに登録してもらうなど)ですから、まず、記事を見つけてもらうことが大切です。お客様が知りたくて調べていることをテーマに、検索の時に使っているであろう言葉をタイトルや本文に使い、検索ワードやGoogleの検索基準を意識して、より見つけてもらいやすいような書き方を意識する必要があります。

メルマガは既に登録されている方なので、検索を意識した書き方をする必要はないですよね。その代わり、開封してもらえるようなタイトルをつけることは大切です。

 

メルマガから売り上げにつなげたいとき

メルマガでセミナー、講座の説明会、体験セッションの募集をすることもできます。と言っても、メルマガ でセールスするのではなく、メルマガに載せる各々のイベントの案内ページ(LPなど)に誘導するのが役割です。

メルマガに掲載したそのイベントの案内URLをいかに多くの方にクリックしてもらうか、ですね。

申し込みかどうかの最終的な決断は、イベントの案内URLのページ(LP)ですることなので、メルマガ でいかに上手にバスを出すか、なのです。

そうした時のメルマガでは、「痛みを思い出してもらい、課題に気づかせる」「解決したらどうなるかを伝える」「なぜ、今やると良いのか?」といった、そのイベントに関連したことを載せて、見て欲しいページに誘導しましょう。

(申し込みにつなげるメルマガの配信シナリオについては、ここで書くと長くなりすぎてしまうことや、専門的なことになるので講座を開催してお伝えしています。今期の募集は終わっています。次回募集の際は、メルマガでご案内しますので、気になる方は、こちらの無料eBOOK「あなたの価値を言葉で伝え方・心のあり方100リスト」をご登録ください。eBookのご案内後メルマガが配信されます)

まとめ

メルマガの強みは信頼関係を築き、濃い見込み客作りができること。

1回1テーマで、お客様に喜んでもらえることを書こう。あまり堅苦しく考えず、目の前にいるたった一人のお客様(友達)に話しかけるつもりでOK!

ほとんどの場合、スマホで斜め読みなので、読みやすさ、わかりやすさも意識するポイント。

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