右脳ブームに強い起業家とは?今こそ、イノベーションのとき
ここ数年、右脳ブームですね。左脳的な考えでは限界があること、直感やデザイン思考で考えるとき、右脳が欠かせないことなどは、書籍がたくさん出ているので、まだご覧になっていなければ、一度ご覧になってみるといいですよ。
たとえば、直感と論理をつなぐ思考法、右脳思考。とてもわかりやすく書かれていますよ。
今日は、左脳メインの考え方から右脳の大事さがフォーカスされるように、時代は変わっていくように、起業家のビジネスも移り変わりが起きていると思えるお話。
目次
次世代の起業家のために-ビジネスは成熟するとコモディティ化する
コモディティとは日用の消耗品のこと、シャンプーとか、歯磨き粉とか。こうした大きなマーケットの商品は、価格や利便性で比較されてより手頃なものが買われがちです。
というわけで、「コモディティ化」というのは、(大まかにいうと)最初は、高付加価値を持っていたが、一般的に浸透するにつれて市場価値が下がり、一般的な商品になっていくことです。
起業コンサル系のお仕事も内容によっては、便利に学べ一般的になっているものもあります。
あなたのビジネスはいかがですか?
たとえば、起業コンサル。
まだそうした人が少なかった時は貴重な存在でした。こんなことをしてくれる人がいたんだ!と。
ですが、今はどうでしょう?ぶっちゃけたくさんいます。そして、(ちゃんとした人であれば)本質的なことは、ほぼ同じような内容が軸になっているはずです。
あとは価値観ややり方、教え方、ビジネスのセンスだったり営業力や実績の違いだったり。
自治体などでも、起業セミナーをたくさん行なっていますし、お花など何かの資格者を育成する団体でも起業サポートがあったりします。
本も出ていたり、選択肢が増え、安くて便利なものも増えました。
(ちなみに、マーケティングの知識もないのに自分がうまく行ったから、同じパターンだけ教えればいいや、という感じだったり。もっとひどいと今の方向性では売れないから起業コンサルをしよう、というケースもあるようですが、これは論外です。お客様が気の毒)
では、どうするのか?
そこで考えがちなのが「差別化」ですが差別化できても一瞬。何より、あなたさん自身、何かを選ぶ時、どんな「差別化」をされているか意識して選んでいますか?
それよりも今の自分にピンとくる方、という感覚ではないですか?
それに「差別化」って競合を見ていますよね?
お客様がピンとこない理由=「買わない理由」は競合を見てもわからないはず。
お客様の無意識の欲求に気づけない限り、買わない理由は見つからないんです(これ、ニーズとは違います)。
そこで、自分イノベーション
一人ビジネスのコモディティ化からいち早く脱出するなら、目先のツールに振り回されたり、競合を気にするのではなく
・右脳で感じる直感力を磨く(直感はあなただけのもの)
・ニーズではなく欲求を引き出す質問力
・直感を形にする左脳力(頭に浮かんだことを言葉や商品にする力)
といった次の時代に向けた、根本的なセルフイノベーションにちょっと意識を向けてみてはどうでしょう?理屈じゃないので、右脳派は面白いはず。
PS、そんなお話もします。「ビジネスと言葉のセンスアップお茶会」
東京 満員につき、キャンセル待ち、大阪 残2
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