売れるメルマガの書き方-売り上げの9割はメルマガです
メルマガって本当にいいの?メルマガで売れるようになりたいけど、どうすればそうなれますか?というご相談、ずっと多いです。
私は売り上げの9割はメルマガ経由。SNSを無理して頑張ることなく、自分らしくプライベートを楽しみながら仕事をしています。
そんな私がどのようにメルマガを使っているのか?どんなことを意識して、どんなふうに書いているのかのコツをお伝えしていこうと思います。
メルマガについての記事ですが、ブログにも同じことが言えますので、両方に活用できますよ。
目次
メルマガの役割
あらためて、メルマガの役割ってなんでしょう?
一番の役割は「信頼関係の構築」です。それは知っている、と思う方も多いと思いますが、では、信頼関係を構築するというのは、具体的にどういうことなのか?そして、なぜ、信頼関係を構築する必要があるのかがわかっていることが大事。
ビジネスでの見込み客との信頼関係の構築というのは、「この人に相談してみたい」と思ってもらうことです。「いい人ね」で終わってしまっては、ビジネスには結びつきませんよね。
そのためにすることは、お客様にとって、役に立つ、気づきがある、勇気付けられる、ホッとする、救いになる、というような読みたくなる記事を届けること。
自分が言いたいことを書くのではないのですよ。信念があることは大切ですが、お客様の関心はまず自分なので、正論をそのままぶつけても、お客様には響かないのです。
スッと心に届くメルマガの書き方
おかげさまで、メルマガを送るとよくいただく感想が「まるで私のことだと思いました。なぜ、私の気持ちがそんなにわかるんですか?」「いつもスッーと読めて、すごくわかりやすいです」「いつも、引き込まれてしまいます」というもの。嬉しいですね。
では、どんなことに気をつけて書いているのでしょう?
メルマガの言葉選び
言葉選びのポイントは、お客様にとって馴染みのある言葉を使うこと。よく「わかりやすい言葉」「簡単な言葉」を使うと言われますが、それだとちょっと不十分。専門用語でも難しい言葉でも、あなたの読者にとって、日常よく使う「馴染みのある言葉」であればいいのです。
たとえば、あなたのお客様がマーケティングの全く初心者の場合、ペルソナやバックエンド商品といってもわからないので、噛み砕いて説明をしたり、わかる言葉に置き換える必要がありますが、お客様が詳しい方で あれば、その言葉をそのまま使う方が正確に早く意味が通じます。
また、ご自身が会社員の経験が長い場合、堅苦しい言葉をそのまま使ってしまいがちです。ビジネスのシーンで使うような言葉使いをそのまますると、共感が招きづらく、距離感が縮みづらくなるので気を付けたいですね。
書き終えて見直す際に、お客様が普段よく使う言葉かどうか?という視点でチェックしてみてください。
メルマガの見やすさ
見た目も大事ですね。パッとみて、文字がびっしり詰まっていたり、どこで話が切れているのかわからない長文は、見る気がしないものです。せっかく開いても読まずに閉じてしまう、そんなことにならないよう、こんなことに気をつけてみましょう。
小見出しをつける
メルマガが長くなるとき、話が切り替わる時、どこで話が切り替わっているのかわかりやすくするために、
話が変わるときに「小見出し」をつけると、理解しやすくなります。ほとんどの方が斜め読みですから、小見出しだけ見れば、だいたい何が書いてあるかわかると印象にも残りやすいです。
箇条書きを上手に使う
複数のポイントや要素に分けることができるときは、1つの文章で書くより、箇条書きにするとても見やすくわかりやすいです。不要なつなぎ言葉もなくせるので、箇条書きにできるることは箇条書きにしましょう。
スマホを意識して改行する
スマホで見ている方が多いので、スマホでスムーズに読めるよう改行を入れましょう。自分にテストメールを送れば、感覚がつかめますが、私は19文字(2020年11月時点)を目安にしています。
メルマガの長さ
長さに決まりはありません。必要な長さなら長くてもいいと思います。長さより、大事なのは「1回1テーマ」にすること。複数のテーマが混在していると、お客様には何が書いているのかわからなくなってしまいます。
必要な長さなら、長くてもいいとは書きましたが、これまで1000回以上、セッションや添削してきた経験から言うと2000文字を超えてくると、かなり書き慣れているかプロでないと、読みやすく書くのは難しいようです。複数の内容が混在していたり、話が途中で変わっていることがほとんどです。ですので、まずは1000-1500で収まる内容を目安とするといいです。
販売につなげたい時のメルマガの書き方
信頼関係の構築がメルマガの役割といっても、ビジネスのツールとしてのメルマガですから、もセールスの時もあります。
ですが、メルマガのセールスというのは、メルマガで申し込みまで決断させるのではなく、メルマガに掲載載している販売ページのURL(商品案内や告知文のURL)をクリックさせるのが、役割であることがほとんどかと思います。
この違いは大きいんです。
申し込みを決断させるために用意しているのは商品案内や告知文のページであって、メルマガではそれをクリックしてもらえばいいわけです。「何を伝えれば買いたくなるか?ではなく、何を伝えれば、クリックしたくなる(もっと詳しく知りたくなる)かに、集中することが大事」なのです。
であれば、いきなり売るための言葉を載せるのではなく、そのサービスに関心を持つであろう人、その悩みを抱えている人が、関心を持つテーマでメルマガを書き、最後に誘導するというのが効果的なわけですね。
まとめ
今日お伝えしたこと、その根底にあることはなんだと思いますか?それは「思いやり」です。お客様目線という言い方がありますが、それだと、自分の目線と相対してお客様が目線があるようなイメージですよね。
お客様と対峙するのではなく、お客様と同じ岸に立ち、同じ景色を眺める。その気持ちが大切だと思っています。
見やすさも、馴染みのある言葉選びも、ノウハウとして捉えるのはではなく、お客様が見たとき、どうかな?これを読んだから、どんな気持ちになるかな?という「思いやり」で考えた方がわかりやすいし、気持ちが温かくなりませんか?
そんな気持ちはきっとお客様にも伝わります。
今回お届けした内容はブログにも共通すること(文字数は別)ですので、ぜひ、活用してみてください。