起業７年目に突入。選ばれ続ける起業家のための３つの軸

今から6年前、2014年6月末、20年以上勤めた会社を辞めました。おかげさまで、今年の7月で独立7年目に突入。早いなあ・・・。今でこそ当たり前のように、こうして自宅で仕事をしていますが、起業したばかりの頃は、何年続くかなんて全く考えていませんでした。というか考えられなかったからね。そんな感じでも、いろいろな方に助けていただき、おかげさまで昨年は法人化もできました。

初めて98,000円の契約をいただいた時は、「98,000円ですが、良いですか？」と言ってしまったんです。「良いですか？」って聞かれた方もビックリですよね。ずいぶん緊張してたなとちょっと笑っちゃうけど、最初は誰でもドキドキですよね、きっと・・・。

会社を辞めた当初、周りは、せっかくなんだから、しばらくのんびりしたら？と言ってくれたんですけど、当時は独立したてですからね、長期間、仕事から離れる勇気は持てませんでした。

それでも、会社員卒業記念に何かしようと一人旅で新潟の赤倉観光ホテルへ。運がいいと感動の雲海が見られる、昭和天皇も泊まられた由緒あるホテル。絶景と温泉、スパでの極上トリートメントを（ここのEarth Spa 最高にオススメです）満喫してきました。いい思い出です。

今日はこれまでを振り返り、やっぱりこれだよねと思える、ビジネスが続く選ばれる３つの軸を書いてみます。

ビジネスが続く選ばれる秘訣１：欲しくなる商品を生むアイディア力

これまでたくさんの方とお会いしてきました。みなさん、各々素晴らしい価値をお持ちです。で、大事なのはその先。その価値を、「求められる形」に変換させることなんですよね。

私もですが、自分で自分の悩みを客観的にちゃんと見れている人なんていません。なので、よく聞く表面的な悩みだけをもとに商品を作っても、どこかでよく見るようなものになってしまいがちなんです。

この人は本当は何に困っているのか？何がツライのか？人に言っていない心の奥底にある願望がなんだろう？いつも心に引っかかっていて、できるだけ早くなんとかしたい、しなくちゃと思っていることはなんだろう？と、潜在的な欲求を引き出す。お客様の頭の中を覗き込むつもりで、そこに思いを馳せてみることが大切。

実際にお客様とお話しする時も、先回りすることなく、「どうしてそう思うんですか？」と聞きながら、一歩深いところの話を引き出せると、意外なことがわかったりします。

今だから言えますが、私も、これイケる！と思って企画したものの、全然反応がなくて、ひっそりと取りやめたことも何度かあります（^^:。そんな時、なんでダメだったのかなあ・・・となんとなく振り返ると、やっぱり、自分がやりたいことが先に立ってしまい、お客様の潜在的な欲求への訴求が甘かったり、お客様が、今、課題だと思っていることと、ちょっとズレていたりしました・・・。

当たり前のことかもしれませんが、お客様の潜在的な欲求を理解し、それにヒットする商品を提供できれば、市場が変化したり、あなた自身は成長し次のステージに向かう時も、行き詰まることなく進んでいけます。

それを「マーケティング」というのですが、そういう単語＝手法として、毛嫌いするのではなく、人が人の気持ちに寄り添い、膨大な経験をもとに、長年積み上げてられてきた英知であり、それを活用することで、より多くの方を幸せにできる味方を考えてみると、ずいぶんラクになりますよ。