お客様の「欲しい!」を引き出す文章・起業家のライティング
(先月末、我が家に来たアメショのノンちゃん。生後4ヶ月)
セミナーの告知やセールスレターで、せっかく学んだライティングを活かしているつもりなのに、なぜか全然お申し込みがない。そんなとき、直しどころがわかったらいいですよね。
お客様によく見られるいくつかのパターンのうちの1つに、無意識のうちにお客様にダメ出しちゃっていることが・・・。これ、そのメソッドやスキルがすごくいいとご本人が惚れ込んでいたり、お客様のことをすごく思っていたり、仕事に熱心な人ほど、やってしまいがちなんです。
無意識なので、怖いですよね。ちょっとチェックしてみてください。
目次
共感のつもりが責めているような印象に
このブログを読んでくださっている方にはライティングを勉強している人も多くて、素晴らしいなと思うんですが、せっかくそうやって勉強しているのに「あー、それやっちゃうとダメ」という、かなり多い残念パターンがあります。
なんだと思います?それはね、「正論でお客様にダメ出しすること」
具体的にいうと、「・・・していませんか?」「・・・すべきですよね?」「・・・ではないでしょうか?」という主義主張的なトーンが何度も出てくる感じ。
ダイエットに例えると「甘いもの食べ過ぎていませんか?」「運動すべきですよね?」「不健康ではないでしょうか?」などが、何回も出てくる感じ。
全部、正論です。
でもね「わかってますけど・・・」ってなりそうですよね。「そんなことはわかってる、だけど、できないから困ってんでしょーが!」と。
書いている方は、そんなつもりはなくて、なんとか大事なことを伝えたい一心。決して、お客様を責めてるつもりはないんですよね。
でもね、お客様からすると、今の自分にダメ出しされているように取れちゃうんです。それも正論なだけによけい。
お客様があなたにわかって欲しいことは?
お客様はこのままじゃまずいなとは感じていますよね、きっと。全く何もしていないわけでもないし、これまで失敗したりもしてる。
もし、自分がそんなだったら、そんな自分をちょっとは認めて欲しいしわかって欲しくないですか?頑張ったんですねえ、と。そして、でももう大丈夫って言われたら、安心して嬉しくなっちゃったり。
大抵の場合、お客様の悩みはそれを解決するための知識が全くないのではなくて、知識が浅かったり、理解が間違っていたり行動に落とし込めていなかったり、落とし込み方を間違っていたりということが原因だったりします。
なので、そこに気づかせる前にダメ出し文章が来ちゃうと、肝心なことに気づくことなくすぐシャッターを降ろされてしまう。
これ、もったいないですよね。
お客様の心に中の痛みあるあるを引き出そう
正論を持ち出す前に、お客様が心に抱えていて人にはなかなか話していない感情、正直な気持ち、それを言葉にしてみましょう。
妬みや嫉み、怒りや不安、恥ずかしいほどの願望。そこに触れることができれば、、それを自分(あなた)は「わかっていますよ」ということが伝わります。
お客様にとって、あなたが理解者だと思えたら、あなたのサービス、商品について前のめりに聞きたくなるはず。