予定が進む起業家のスケジュール&ノート術
忙しくてまとまった時間が取れない。やらなきゃいけないことがあるのに行き詰まる。なんでこんなに予定通りに進まないんだろう・・・。
起業家の仕事はたくさん。商品を考えたり、LPやセールスレターを書いたり、ブログを書いたり、メルマガが書いたり、セミナーやったり、セッションやったり。経理的なこと(こういうのは税理士さんに任せることをお勧めしますが)。そうそう、オンライン講座も作るとなれば、企画、撮影、編集などなど。
私はよく、「熊谷さんてよくどんどん新しい商品や企画を出したりしていますが、どうやって実現させているんですか?」と聞かれることがあります。
そこで、私が前職から身につけてきた、実行力を高める予定の立て方やノート術をご紹介します。
私自身はお尻に火がつくくらいになるとパワーが降りてくるタイプでありながら、自分にプレッシャーをかけたくないので(^^;)、TO DOのための時短術ではなく、気持ち的にゆとりを持って予定を進めることができる方法です。よかったら、試してみてください。
目次
忙しい起業家の予定の立て方 3ステップ
では、イメージしやすいように、「新しい動画講座を作る!」を想定して書いてみます。
ステップ1:発売日を決める(期限の日を決める)
あまり無理をしない範囲で、まず発売日を決めます。
世間の動向、時流的なこと(ボーナスが出る頃?連休の前?など)、自分がやれそうな時期を加味して、ゴールの日程を決めるのです。
(もちろん、この後のステップ次第で変わる場合もありますので、まず、仮に決めてしまうでOK)
ゴールを決めることで、がぜん現実味が増し、あれこれ考えるスイッチが入るからです。
ステップ2:必要なアクションを全て洗い出す
発売までに必要なことを全て洗い出してみます。
予定通りに行かない2大理由は
1)何にどのくらいの時間がかかるかを、自分で把握していないこと
2)無理な予定を組むこと
だと私は思っているので。
この場合、洗い出してみると
・コンテンツを考える
・資料を作る
・撮影する
・編集する
・告知のLPを作る
・前振りと締め切りまでのメルマガを用意
・動画をアップする
・特典を用意する
など(まだ、ありますが、とりあえず)。
これだとかなり大雑多で、どの程度かかるか、時間の感覚は掴みづらいですよね。なので、もっと落とし込んでいきます。
「告知のLPを作る」であれば・・・
・全体のストーリー構成を決める
・下書きする
・お客様の声などを用意
・編集(何回か見直し)
・コンサルにみてもらいフィードバックをもらう
など。このくらいに落とし込むと、1つのアクションにどの程度時間があればいいか見えてきますし、何が終われば、何に取り掛かれるかも明確になります。
その上で、日常の仕事をしつつ、無理なく入れるとしたら、「告知のLPを作る」だけで、何日とっておけばいいかなと見積もっていきます。
(私の場合、もう慣れていて、どのくらいかかるか分かっているので、X日だなって感じでやっていますが)
ステップ3:予定に組み込む
ステップ2で上がったアクションを予定に組み込んでみます。
この時のポイントは2つ。
1)調整日を設けておく
物事はなかなか予定通りにいきません。セッションが立て込んだり、家族のことで時間がとられたり、
なんだか集中できなかったり。なので、調整日を設けておき、遅れていたらそこで調整します。
調整できると思えば、気持ち的にゆとりが生まれますし、もし予定通りにいけば、その日はフリーに
使えます。
2)各項目がいつまでに終わっていればいいかの目安を決めておく
何月何日に何をするというピンポイントな記入だけではなく、ピックアップした項目が、いつまでに終わっていればいいかの期限の目安も決めて書き込んでおきます。
ここまでにできていればO Kというのがわかっていれば、もし予定した日にできなくても、どこまでに時間を作ればいいかがわかるので、そのほうが融通が利き、行動しやすいです。
もし、大きく遅れていれば、期限や発売日をずらさないといけないかどうかなど、早めに検討できますし、目安より早く進んでいれば、気持ちに余裕ができます。
任せられるところはプロに任せる
これはよく言われることではありますが、なんでも自分でやろうとせず、プロに任せた方が早いことはプロに頼むことをお勧めします。
オンライン講座を作るとき、動画の編集や資料作りが苦手なら、プロに依頼するとか。
日頃の仕事であれば、経理は税理さん、ITはITの専門家にサポートしてもらうなど。
そうしてできた時間を、自分でなければできないことに使える方が、結果として成果につながります。
まとめ
いかがでしょう? 参考になることはありましたか?
ポイントをまとめると・・・
・期限を決める
・やることを具体的にピックアップする
・何にどのくらい時間をかかるか把握しておく
・無理のない予定を組む、調整日を設ける
・途中経過で、いつまでに何が済んでいればいいかの目安を設けておく
・苦手なことはプロに頼む
クライアントさんとは、ビジネスのことばかりではなく、こんなこともお伝えしながら、楽しく仕事しています。