独立12年目、継続の秘訣とやってよかった5つのこと
2025年7月1日で、独立して12年目に入りました。
おかげさまと運が良かったなと思います。あっという間だったようでもありますが、迷ったり行き詰まった時もありました。
それでも続けてこられたのは、自分なりに大切にしてきた軸と迷いながらも、結果的に未来につながる選択ができていたからのように思います。
私は「人生の質を上げる、ゆとりある働き方」をテーマに、40代後半から50代の女性起業家のサポートをしていますので、この記事では、これまでを振り返って「やってよかった」と感じていることを、ビジネスの進め方・心の持ち方に分けてご紹介します。
今、歩きはじめた方や、ちょっと立ち止まっている方のヒントになれば嬉しいです。
目次
ビジネス編:やってよかった5つのこと
1:得意なことを「続けた」こと
一番やってよかったのは、「メルマガを続けたこと」です。
メルマガはオワコンと言われたこともありますが、今でも私のビジネスの軸です。
SNSに手を広げすぎず、自分が続けやすいスタイルで「お客様との信頼関係を育む場」を持ち続けたことは、仕事の基盤になりました。
他に、私の得意分野でもある「商品設計や時間管理」もコンサルの中に常に盛り込み、ゆとりある働き方の提案をし続けてきました。
2:表面的なニーズより、お客様のインサイトに向き合った
お客様はときに、自分の本当の望みに気づいていないことがあります。「売れそう」なものより、「心から望んでいること」を深掘りし、その悩みにフィットする商品設計にこだわってきました。
私はコーチであり心理学やマインドフルネスも学びを深めてきたので、本音を引き出すことができてきたのかなと思います。
3:苦手なことはプロに任せた
WordPressのシステムアップデート、会計管理、確定申告…。 「頑張ればできること」でも、そこに時間を使うのはやめました。
その時間を自分にしかできないことに集中することで、より高い価値をお客様に提供できるし、苦手なことをしないので精神状態も良くなります。
一人起業家の場合、ただでさえ一人で何役もこなさないといけませんから、自分の価値を発揮するために、信頼できる専門家に「外注する」の考え方を持つことは大切です。
4:ライティングスキルは「資産」
もともとコミュニケーションスキルを活かして独立したので、文章で伝える力は、私にとって「一生モノのスキル」になりました。
独立前から今でも、定期的に講座や教材で学び直し、ありがたいことに、独立当初から、お客様からも「心にスッーと響く文章力が魅力」と言われています。
何を言うかより、誰が、どう言うかが大事になっている時代では、あなたがらしさが伝わりつつ、お客様の共感を生む言葉の力があれば、売り込みをしなくても伝わり売れます。
AIがどんなに進化しても、その文章を妥当かどうか判断し、調整し、完成させるのは自分の文章力です。
5:信頼できる専門家にアドバイスを受ける
人は自分のことはなかなか客観的にみることはできません。コンサルタントや講師の方などから、客観的な目線でアドバイスをもらうことで、見落としていること、忘れていたり自分では全く思いつけなかった視点に気づけ、迷いのループにハマることなく、進むことができました。
自分を内省することと外の視点からアドバイスを受け役立てる。 このバランスが大切ですし、一人で頑張るより早く物事が進無ことを実感しています。
(写真はプロフィール写真撮影の時。コンセプトをコーディネートしてくれた方、ヘアメイクさん、フォトグラファーさん達と)
心の持ち方編:おすすめしたい4つのこと
1:結果は「手放す」
当たり前なんですが、結果(数字や人の反応など)はコントロールできませんよね。
ですが、人って無意識のうちに、思い通りにならないことに落ち込んだり、なんとかできないかと頭を悩ませたり、気持ちを乱されたりしてしまいます。
それ、本当に勿体無いのです。ベストな結果を望むなら、そのために「自分ができること」行動に集中する。
それが結局、結果につながっていくものなのです。
2:「まあ、いいか」と言ってみる
忙しくてやろうと思ったことができなかった。期待はずれのことが起きた。楽しみにしていたことがダメになった。
片付けたばかりなのに汚された。資格試験を受けたけどダメだった。
まあ、いろんなことが起きます。
反省したり、振り返ったり、ストレス解消も大事ですが、その時は、とりあえず「まあ、いいか」と言ってみる。
それだけで、肩の力が抜けていき、ちょっと気持ちがラクになるはず。「まあ、いいか」は頑張り屋さんにこその魔法の言葉です。
3:やり切ったと思えるまでやってみる
結果は手放しても、やろうと思ったことは「まず、やり切ってみる」ことは大切。
中途半端だとずっと気になったまま、それがよかったのか、ダメだったのかの判断もつかなくなってしまいます。
「やりきった」のレベルは自分の基準でOK。他者がどう思うかは全く関係無いです。
不思議なことに、自分なりにやりきっていないと、環境を変えてもまた同じことで行き詰まったりするものです。
4:感謝しつつ人に頼る。そして返す
頼ることは、甘えることではなく信頼している証です。一人でできることには限界があります。
感謝しながら誰かを頼り、自分も誰かに返せる人でいることで、いろんなことが循環していきます。
まとめ:売上よりも、人生の質
独立して12年目(11周年)。「売上よりも、人生の質」を大切に歩んできました。
これからも、やることはシンプル。 自分の強みで誰かの力になれることを続けていきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
PS, こんな冊子も良かったからご活用ください↓
無料プレゼント 無料冊子(PDF)