また会いたくなる(お願いされる)起業家の共通点
桜が美しい季節になりましたね。先日まである連続講座に参加していました。最後の回が終わるときは、講師の方に、また会いたいなと思う講座でした。
セミナーや講座に参加したり、個別相談にいったあと、この人にお願いしたい、また会いたいと思ってもらえたらいいですよね。それこそがバックエンドにつながる力になります。
では、なぜ、また会いたいと思われる人と、残念だからそうではない人がいるのでしょう。
この記事では、売れている人が身につけている、申し込まれるための自然な方法をお伝えしていきます。
目次
嫌われてしまうセールス
こんな話をよく聞ききます。セミナーを受けると最後にいきなり高額な商品の売り込みが始まって、申し込むというまで終わりにしてくれそうにない雰囲気で怖かった、と。
誤解を招かないように言っておくとクロージングがいけないのではなく、問題はそのクロージングの方法ですね。
お客様との信頼関係を築き、お客様のために真摯に提案をしていれば印象は全く違ったのかなと。せっかく良いセミナーをしてもそこで印象が悪くなってしまってはおしまいですよね。
お願いされるセールス
では、思わずお願いしたくなる、また会いたくなる人はどうでしょう?
セミナーや個別相談の内容がいい、信頼関係が築けている、それだけではうまくいきません。「良い人だった」で終わってしまいがち。
お願いされる人が、さらにもう1つ大事なことができているんです。
それが、「この人にお願いしないと、自分はせっかくのチャンスを逃して後悔するかもしれない」とお客様が思うこと。
では、なぜお客様はそう思えるようになるのでしょう?
1)課題に気づかせる
お客様は自分の本当の課題に気づいていないことがほとんどです。あなたも自分の分野のプロですから、お客様をみていてそう思うことありますせんか?表面的なことやちょっとズレていることで悩んでいるなと。
それをあらかさまに指摘するのではなく、気づかせることが大切。自分で気づいて人は初めてやる気になるからです。
2)もっと悪くなる可能性を示す
ビジネスは現状維持を目指すと下降線を辿ります。伸びようと思ってようやく現状維持や微増。ということは、今、うまくいっていないのに何もしなければ、どうなるでしょう?
ですが、何もしなければ、今のままなだけと思っている方がほとんどです。でも実際は違います。何もしなければ、今よりもっと悪くなります。
駆け出しの方やビジネスがうまくいっていない方は、このことに気づいていません。ときにこのことをプロとして責任を持って示してあげることも大切です。
3)あなたとならうまくいくと思ってもらう
あらかじめ信頼関係を築いた上で、本当の課題に気づかせ、今のままではもっと望まない状態になることも誠実に伝えれば、お客様は「このままではマズイ」「この人を逃したらきっと後悔する」「この人とならやっていけそう」と思うようになっていきます。
これは決して無理な売り込みではないです。自信を持ってください。お願いされる人は、こうしたことが自然に良い感じでできているんですよね。あなたは良い人だけで終わっていませんか?