クライアントさんが課題をサクッとクリアする質問力
こんにちは、価値を言葉で伝えるライティングコンサルタント熊谷です。
「自分も、セッションのスキルに関しては自信をもっていますが、
改めてプロの仕事の本質とは、
「解決に導くまでの時間の短さと的確さ」だなと感じた2時間 でした」
と、いつものセッション後にクライアントさんから、メールをいただきました。嬉しいですねえ。
ものすごい進んだーと喜んでくださっていたので何より。
そのあとの他のクライアントさんのセッションでも、一回のセッションで、ステップメールの全貌が
(テーマと、何回に分けて、各回で何を書くかまで)
決まってしまい、観点がすごいですね、とおっしゃっていただきました。
コンサルタントのお仕事をしている方なら、わかっていただけると思いますが、
クライアントさんに成果を出していただく(実現したいことを実現してもらう)ためには、
ただ、やればいいことを伝えたり、ノウハウを伝えても、うまくいかないもの。
やはりボトルネックとなるものを引き出して、一緒にクリアし、ご本人がやろう!と思えないと
前には進まないのですね。
誘導はしていません。
と言っても、私は決して、ガンガン意見を言ったりしていませんし、
私が何か先にイメージしてそこに誘導しているわけでもありません。
クライアントさんから出てきているのです。
私は質問しているだけ。
ただ、お話を聞く時は『その方のお客様の気持ち』になって聞いています。
クライアントさんの立場ではなく、クライアントさんのお客様の立場で聞いているのですね。
(これ、結構ポイントです)
そして、「キーポイント」を拾います。
お客様の気持ちで聞きつつ、クライアントさんから出てくる言葉や
ここが一番こだわっているな、自信がありそうだな、
あー、ここがしっくりきていなそうだな、とか
事実ではなく、思い込みで言っているなあ、というのを拾い
マーケティングやビジネス的な視点を踏まえて、フィードバックしたり、また質問したり。
そうするうちに、クライアントさん自身が、自分が何に行き詰まっているかに気づきます。
うまくいく根底にあるもの
アドバイスはせずに答えは相手の中にある、というのとも違いますし、
正解ありきで、その型にはめることもしません。
プロとしての知識やスキルは使いますが、根底にあるのは
クライアントさんのことも、自分のことも信じている、ということです。
もし、あなたがお客様とセッションをするようなお仕事をしていて、
どう進めようか困ったり、迷ったりしたら、まず、自分とお客様を信じてみてください。
そして目の前のお客様の表情を、先入観を持たずに見て、気持ちを感じ取ってください。
そしてそこから感じたことを伝えてみてください。
きっとセッションの質が変わってきますよ。