お客様を絞れないとき
こんにちは、熊谷です。
コーチ、コンサルタント、カウンセラーで独立しようとするとき、「お客様を絞りなさい」って
言われますよね。
あなたも言われませんでしたか?
絞るっていうのは、ビジネスとして大切なだけではなく、
お客様に「あっ、これ、私のためにある!」と思ってもらう発信をするためにも、
ホントに欠かせないことなんです。
目次
でも、お客様が減ってしまいそうで・・・。
といっても、お客様の範囲が急に狭くなってしまいそうで、
なかなか勇気が出ないかたも多いのですが、
お客様像を絞るというのは、お客様をその範囲にしてしまうことではないんです!
その不安を取り除くために、私がクライアントさんにやっていただく方法があります。
お悩みを考えよう
「最初から人物像を絞るのではく、
1)お客様のお悩みをいろいろあげてもらいます。
2)その悩みをどんなときに強く感じるか描いてもらいます。
3)そのお悩みを抱えている人が、どんな生活をしているのか、考えてもらう。
そうすると、自然と一人の人物像が浮かんできますよね。
それでも無理?
それでも、できない・・・というかたには、
この話をすると、腑に落ちるようなので、ここでも書いてみますね。
たとえば、同じ脂肪燃焼サプリで、対象を絞ったときと、絞らなかったときです。
全く同じものでも、1)2)で印象が全然違いませんか?
1)43歳、仕事が忙しくて運動できない女性のための脂肪燃焼サプリ。
毎日の飲むだけで、気になるお腹ぽっこり解消。もうウエストを隠す服を選ばなくて大丈夫です。
2)どなたでもお使いいただける脂肪燃焼サプリです。どなたでも召し上がれます。
1)は、43歳で仕事が忙しくて運動できないけど、お腹が気になってきた女性を
想定して書いています。
でも興味持つのは、その人だけでしょうか?
・43歳でなくても、仕事が忙しい
・働いていなくても、運動がキライだったり、とにかく楽なのが好き
・ウエストをぺったんこにして、かっこよく服を着こなしたい
・お腹が気になっている男性
といった人も、興味を持ちそうですよね。
2)はどうですか?どなたでも、といっているのに、
1)に当てはまらない人も、2)ではなく、1)を選びそうですよね。
まず、お悩みをあげて、日常生活を描いて、まずその人に響かせよう、というのは、
こういうことなんです。
一人の人に響くと、そこにすべて当てはまらなくても響く人は大勢います。
一人にすら響かないのは、誰でにも響かないんですね。
大企業は、たくさんのかたを対象にしますが、個人で仕事をしていくなら、
特に最初は、しっかりあなたが理想とするお客様像を描いて、お客様が集まる基盤を
作っていきましょうね。